だから放っておけねーんだよ。
「んなことないっすよ。」
フン。まんざらでもない顔しちゃって!
「でも旭くん、モテるんだろう?女の子たちが騒いでたの見たよ。」
「マジですか?うれしーなー。」
ふ、ふん。
「旭くんは可愛い彼女がいるんだろうなぁ〜!ホラ、葉月も恋しなさいよ?青春は今だけなんだから。」
「は、はぁ?!私は関係ないでしょ!」
「なんだ、葉月好きな人でもいるのか?」
「や、やめてよねお父さん。あ、私もう行かなきゃ!琳と約束してるんだった!じゃ!」
私は今お皿に乗っけてあるおかずを素早く食べて、テントに急いだ。
もうお父さんもお母さんも余計なことばっかり言って…!!