だから放っておけねーんだよ。







「ええっ?宿題?旭が?」







いっつもめんどくさいとか言って、やらないくせに?







「だから居てもいいだろ。じゃ、今日一日よろしく。」







「な………っ!」







なんだか断りきれない理由をつけられた私は、しぶしぶ旭と留守番する羽目になった。







ていうか、こんなにずっと旭にそばにいられたらドキドキが止まりませんよ!







また鼓動の無駄遣い………








「と、とりあえず着替えてくる…」







パジャマ姿だったことに今更気づき、私は旭をリビングに置いて二階へ上がった。







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