だから放っておけねーんだよ。
「お前、疲れてんじゃねーの?」
旭が私を隣に座らせる。
旭に触られたところが熱い。
「べ、べつに平気…」
「ちょっとおでこかしてみ?」
コツンと額と額がぶつかる。
「…熱はないみたいだな。」
ドキドキドキドキドキドキ
し、心臓よっ!止まってくれ!
旭が覚えてないなら私も忘れたい……
「ま、寝とけよ。もうすぐおばさん帰ってくんだろ。」
時計を見ると、針は3時を指していた。