だから放っておけねーんだよ。
こうして文化祭の準備は順調に…
いくわけないけど、少しずつ進んでいった。
「おい、お前今日ぐらい帰れよ。」
放課後、文化祭の資料を机に並べていると旭が話しかけてきた。
そういえば、ここ最近ずっと部活も行ってないし、帰りが遅くなってる。
「うー…ん、でもどうせしなきゃいけないことだし!」
「はい、片付けた片付けた!」
「ちょ!旭!」
「今日ぐらいは帰るぞ。じゃないといつか燃え尽きるからな。」
旭は私の腕を強引につかみ、学校を飛び出した。