だから放っておけねーんだよ。
なによ。その勝ち誇ったような顔は。
「え、もしかして旭、予定あるの…?」
まさか…大山さんとか?!
「ねーよ、アホ。俺にクリスマスは関係ない。」
「で、ですよね…」
よ、よかった。
「ま、お前のくりぼっちに付き合ってあげてもいいけど?」
な、なぬ?!
旭の口から予想だにしない言葉が!
「ど、どういう意味よ…」
「かーちゃんがまたケーキ焼くって言ってたし、来れば?」
「ほんとっ?!?!行く行く!行きまーす!」