だから放っておけねーんだよ。
ツンデレが素直になる時
今年もあとわずか。
私はというと、一足遅い冬休みを満喫していた。
実は私、めちゃめちゃお家っ子なんだよね。
外に遊びに行くより、家でグータラしてた方が楽で好き。
だから今日も昼頃まで寝てたし…午後からはゲームでもして時間つぶそっかな。
部活も年末年始はお休みだし。
すると、ケータイが鳴った。
もうお昼過ぎだというのに、まだベッドの中だった私は寝っ転がったままケータイに手を伸ばした。
着信は旭からだった。
”あさひ”と表示された画面に見惚れてしまう。
ハッ いけない。
私は慌てて電話に出た。