だから放っておけねーんだよ。







「…………キス、の回数。」








「数えてたの?」







「わ、悪いかよ。」







こうやって旭は私のココロを奪う。







そんな私だけのヒーローにちょっとだけ意地悪してみる。







「キスしたの、5回目だけど?」







「…はっ?え、5回?!え、どゆこと?は?え?」







「やーっぱり何にも覚えてないんだね!」







「覚えてない…?え、どゆこと?マジで、どゆこと?」







< 301 / 304 >

この作品をシェア

pagetop