だから放っておけねーんだよ。
「ゴーーーーーーーールゥゥウ!」
やっと、走り終わった。
手を膝につき、肩で息をしていると目の前にペットボトルを突きつけられた。
「あ、ありがと。」
ペットボトルの水をゴクゴク飲む。
旭はまだ余裕そう。
「はぁーっ!疲れたぁ!頑張った!」
「もうゴールに辿り着いたと勘違いしてるんじゃないだろうな。」
「えっ?!まだ走るの?!」
「今日は終わりだよ。あくまでもゴールはテニスで使える体力をつけること!分かったか!」
「は、はい!!!」
まだまだ旭のスパルタ授業は続きそうですね…