だから放っておけねーんだよ。







「あ、あとこいつ借りていいっすか?少しだけ。」








嘆く私を旭が外に出した。







「いいわよ、全然!」







「ありがとうございまーす。」







ガチャン








「ちょっと旭、どこ行くの?私、パジャマのままなんだけど!」







「すぐそこの公園。」







旭は私の腕を掴んで、公園まで歩いた。
















「もぉ!なによ?」







公園に着いた途端に私は旭の手を振り払った。







手の力強すぎ!痛いわ!








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