だから放っておけねーんだよ。
あいつのカノジョ
「それで?どんな子だった?」
次の日の昼休み、私は昨日の昼のことを琳に報告した。
「まぁ、かわいかったよ。女の子って感じ。」
「へぇ〜。噂は本当だったって訳ね。」
「あいつのどこをいいと思ったんだか…」
「でも、星野くんに告白するなんてすごい度胸だね。めちゃくちゃ人気なのに。」
琳がお茶をすすりながら言う。
「確かに、あいつに告白してフラれた人の数は数知れないよ。」
「あーでも、取られちゃったかぁ…星野くん。」
ほんと、それな…
って違う!!!
私がガッカリする必要ないじゃん。