人間ドール《短編ホラー》
「じゃぁ……帰るか。」
「ねぇ!今度は隣のクラスの真中さんが行方不明らしいよ!」
つぎの日学校に行くとその話題が多数飛んでいた。
「真中さんってあの可愛い子だよねぇ……」
「何かさぁ最近事件多くない?怖いねっ」
と、大神レオナが割り込んできた。
「レオナちゃん!俺が守ってやるから安心して!!!!!」
クラスの男子達が騒ぎ出した。
「きゃっ!本当ぉ??」
「ダメよ!レオナー!あいつらの方がよっぽど危険よ」
な、何よ……あの女ぶりっ子しやがって。