人間ドール《短編ホラー》

腕をいきよいよく振り上げカンナから開放した。

一目散に携帯電話を掴み七瀬に電話をかけた

「あ……弥生……さっきは……」

「七瀬七瀬今すぐ助けて!大神に殺される早く早く早く早く」

私は狂ったように叫び続けた

「は?お前何言って……」

「いやああああ……やめっひやああああ…………七瀬君?弥生ちゃんの悲鳴を存分に楽しんで?開会〜弥生ちゃん解体ショー♪」

レオナは私から電話を奪って床に置いた。

「おい!?どういうことだ!?大神！聞こえてるのか!?」

「さて……始めましょうか♪」

「イヤあああああああああああッもう辞めてお願い」

携帯から通じるのは弥生と大神の謎の会話のみ

「待ってろ弥生ｨ!」