人間ドール《短編ホラー》
な、何よ、クラスのアイドル的存在は私でしょう!?

あんた達も私よりアイツがいいって言うの!?

私は行き良いよく教室から飛び出た。

「弥生…美琴と仲いいからね……気持ちわかる……」





何よ馬鹿馬鹿。

美琴が行方不明ってまだ伝えたいことは沢山あるのに…
それに……

「おい弥生、大丈夫か!?」
突然呼びかけられビックリした。
「な、ななせぇ……うぁーん」
七瀬の胸で泣いてしまった。

すると七瀬は優しく口付けをした。

「お前の気持ちは充分わかる。でも俺がいるから安心しなよ。」

ージワ
あふれる涙が止まらない。
「うん……」
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