では、同居でお願いします
部屋を出ると言ったら、仕事も辞めさせられてしまうだろうか。
そうなるとまた最初に逆戻り、振り出しだ。
「そっか、まずは部屋探ししてから裕ちゃんに言わないと、仕事失ったら部屋借りられなくなっちゃうよね。あのボロアパートまだ空いてるかな」
家賃も食費も要らない生活と、裕哉の計らいで少し色を付けてくれている給料のおかげで、ボロアパートの敷金分の貯金はできている。
今なら他の部屋でも借りられるだけの給料はあるけれど、いつまで裕哉の会社で世話になれるかも先行きが不透明だし、できれば無駄遣いはしたくない。
あれほど美味しい物件はなかなかないかもしれない。
「そうなったら、善は急げだよね」
私は軽く簡単な昼食を終え、急いで出かける準備を整えると、早速不動産屋へと向かった。
そうなるとまた最初に逆戻り、振り出しだ。
「そっか、まずは部屋探ししてから裕ちゃんに言わないと、仕事失ったら部屋借りられなくなっちゃうよね。あのボロアパートまだ空いてるかな」
家賃も食費も要らない生活と、裕哉の計らいで少し色を付けてくれている給料のおかげで、ボロアパートの敷金分の貯金はできている。
今なら他の部屋でも借りられるだけの給料はあるけれど、いつまで裕哉の会社で世話になれるかも先行きが不透明だし、できれば無駄遣いはしたくない。
あれほど美味しい物件はなかなかないかもしれない。
「そうなったら、善は急げだよね」
私は軽く簡単な昼食を終え、急いで出かける準備を整えると、早速不動産屋へと向かった。