黒薔薇







桜田、はやく来ないかな。







「桜井...桜田。ん?桜田はいないのかー??」









ひゅっ





ドッ  ドサッ




鈍い音。



何かが落ちた。






「ん?なんの音だー?」




担任も気づいたみたい。









「きゃあああああああああ!!!!」




「いやあああああああああ!!!」









窓際に座っている女子が、確認した直後悲鳴をあげた。





クラス中の人が窓際に押し寄せる。





「うわあ!!」


「グロ!」


「うげえ」











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