ブラックバカラをあなたへ
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今はもう使われていない、地下の駐車場が俺たちの溜まり場。




俺たちがこいつらとつるんでる、なんて知れたら、きっと彼女たちは驚愕することだろう。




怒るだろうか。




悲しむだろうか。




いや、彼女たちのことだから、なんでも受け入れるんだろう。




俺たちを止める権利はない。




そんなことを言いそうだ。




ずるいよな。




俺は、それにつけこんでこんなことをやっているんだから。




ごめんな。




俺らのことずっと想っていてくれたのに。




俺らは、こうするしかできないんだ。




もう、後戻りもできない。




だから、俺らの最後の願い叶えさせてくれ。




「一緒に死のうなーーーーーー」




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