スペル
「はい、加入承認です☆」
ギルドの受付嬢から自分の名前とランクとレベルが書かれたカードを受け取った。受け取る時にウィンクをされた。
「あとは…ライブラリーは受け取ってるみたいですね。」
アイン「はい、ありがとうございました!えと…」
「モーニ、ですよ☆」
アイン「モーニさん。ありがとうございました。これからよろしくお願いします!」
モーニ「うん、よろしく!」
改めてモーニを見ると、とても可愛い。長い黒髪にメイドのような格好がにあっていた。
モーニ「クエストの受注は明日からになります。今日はゆるりとお休みくださいね〜♪」
笑顔でそう言われ、部屋と帰される。気分よく階段を登り、先程の部屋へ向かった。部屋のドアノブに手をかけ、扉を開ける。開いた先には可愛い女の子が…いや、鬼の形相をしたナランハが仁王立ちで待ち構えていた。
アイン「……。」
開けたドアを素早く閉めて、その場から走り去ろうとする。しかし、何かが足をつかんでいるかのように動けない。足元を見ると、影がまとわりついている。ガチャり、とドアノブが回り、扉が開く。動揺する俺の目の前にナランハが現れた。
アイン「・・・(や、やばい…。)」
ナランハ「・・・。」
アイン「・・・(な、なんで何も話さないんだ!?話す事がないなら離してくれ…!)」
ナランハ「…キル。」
アイン「え?」
ナランハは腰に下がっていた剣を取り出し、構える。そして、にこやかに微笑むと一言。
ナランハ「シャドウスネーク♪」
ズズズと体が地面に飲み込まれていく。同時に体に寒気が走る。目の前のナランハは凄まじく笑顔だ。
アイン「ナ、ナランハ!?あの!体が飲み込まれてるんですけどっ!」
ナランハ「ほーう、そうなのか。大変だな!」
アイン「ナランハがやってるよね!?スキル使ってたし!」
ナランハ「いやぁー?俺は何も知らねぇぞー?」
アイン「ちょっと!?」
言い合いのさなかにも、体はどんどん沈んでいく。下半身は既に飲み込まれてしまった。焦りながら、さらに声をかける。
アイン「やばいって!ほら!体もう上半身しかないよ!?」
ナランハ「大変だぁ。何とかしなきゃあー。でも俺はか弱い女の子だからなぁ。」
超棒読みでナランハは言う。おいおいと思いながら、ジタバタとしてみる。しかし、効果はなく、腹まで飲み込まれてしまう。
ナランハ「無駄無駄ぁ〜。その程度で抜けれるスキルじゃないぜっ!」
アイン「そんなドヤ顔で言うことじゃなくね!?早く解いて!?」
ナランハ「仕方ねぇなぁ。とけろっ!とけろー!…あ、忘れてた☆このスキル1度使ったら止まらないんだったー。」
アイン「なんて…!?」
超棒読みでまたそう言ってナランハは右手をかざしてくる。するとズブズブっと飲み込まれる速度が加速する。はたから見ると生首が転がっているように見える。
ナランハ「さらばだアイン……永久に眠れ……。」
ナランハが両手を合わせて言う。
アイン「洒落になってなっ…!!」
残っていた首も飲み込まれ、目の前が真っ暗になった。
ナランハ「ふぅ…。お仕置き完了!」
一仕事終えた顔で言いながら、部屋へ戻り、ベットの上でスキルを解除する。ドサッと気絶したアインがベットの上に落とされた。ナランハはドアを閉めると、剣を片手に座り込み、そのまま深い眠りへと落ちていった。
ギルドの受付嬢から自分の名前とランクとレベルが書かれたカードを受け取った。受け取る時にウィンクをされた。
「あとは…ライブラリーは受け取ってるみたいですね。」
アイン「はい、ありがとうございました!えと…」
「モーニ、ですよ☆」
アイン「モーニさん。ありがとうございました。これからよろしくお願いします!」
モーニ「うん、よろしく!」
改めてモーニを見ると、とても可愛い。長い黒髪にメイドのような格好がにあっていた。
モーニ「クエストの受注は明日からになります。今日はゆるりとお休みくださいね〜♪」
笑顔でそう言われ、部屋と帰される。気分よく階段を登り、先程の部屋へ向かった。部屋のドアノブに手をかけ、扉を開ける。開いた先には可愛い女の子が…いや、鬼の形相をしたナランハが仁王立ちで待ち構えていた。
アイン「……。」
開けたドアを素早く閉めて、その場から走り去ろうとする。しかし、何かが足をつかんでいるかのように動けない。足元を見ると、影がまとわりついている。ガチャり、とドアノブが回り、扉が開く。動揺する俺の目の前にナランハが現れた。
アイン「・・・(や、やばい…。)」
ナランハ「・・・。」
アイン「・・・(な、なんで何も話さないんだ!?話す事がないなら離してくれ…!)」
ナランハ「…キル。」
アイン「え?」
ナランハは腰に下がっていた剣を取り出し、構える。そして、にこやかに微笑むと一言。
ナランハ「シャドウスネーク♪」
ズズズと体が地面に飲み込まれていく。同時に体に寒気が走る。目の前のナランハは凄まじく笑顔だ。
アイン「ナ、ナランハ!?あの!体が飲み込まれてるんですけどっ!」
ナランハ「ほーう、そうなのか。大変だな!」
アイン「ナランハがやってるよね!?スキル使ってたし!」
ナランハ「いやぁー?俺は何も知らねぇぞー?」
アイン「ちょっと!?」
言い合いのさなかにも、体はどんどん沈んでいく。下半身は既に飲み込まれてしまった。焦りながら、さらに声をかける。
アイン「やばいって!ほら!体もう上半身しかないよ!?」
ナランハ「大変だぁ。何とかしなきゃあー。でも俺はか弱い女の子だからなぁ。」
超棒読みでナランハは言う。おいおいと思いながら、ジタバタとしてみる。しかし、効果はなく、腹まで飲み込まれてしまう。
ナランハ「無駄無駄ぁ〜。その程度で抜けれるスキルじゃないぜっ!」
アイン「そんなドヤ顔で言うことじゃなくね!?早く解いて!?」
ナランハ「仕方ねぇなぁ。とけろっ!とけろー!…あ、忘れてた☆このスキル1度使ったら止まらないんだったー。」
アイン「なんて…!?」
超棒読みでまたそう言ってナランハは右手をかざしてくる。するとズブズブっと飲み込まれる速度が加速する。はたから見ると生首が転がっているように見える。
ナランハ「さらばだアイン……永久に眠れ……。」
ナランハが両手を合わせて言う。
アイン「洒落になってなっ…!!」
残っていた首も飲み込まれ、目の前が真っ暗になった。
ナランハ「ふぅ…。お仕置き完了!」
一仕事終えた顔で言いながら、部屋へ戻り、ベットの上でスキルを解除する。ドサッと気絶したアインがベットの上に落とされた。ナランハはドアを閉めると、剣を片手に座り込み、そのまま深い眠りへと落ちていった。