その時あの子は『独り』だった。
あとがき
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
どうだったでしょうか。
何か、変わりましたか?
この物語は、いじめをテーマにしました。
文章力が低すぎて、直接的に描写してしまい、不快な気持ちになってしまった方、スミマセン…。
さて、七人の少年少女が変わりました。
一条愛ちゃんは踏み出す勇気、伝える大切さを知ったことでしょう。
原桃花ちゃんは気持ちを伝え、友達と前へ進み、過酷な未来へも立ち向かうことを決心しました。
日ノ宮慧くんは、他人に踏み込むことの意味に気づき、
松本純くんは自分の存在意義を見いだし、
下池里美ちゃんは、自分のしたことの重さを知ることができました。
しかし、もっとも変わったのはやはり、残りの二人ではないでしょうか。
立花紀子ちゃんは救われました。
そして、気弱だった彼女は物語の後半、いじめっ子だった林田絵理子ちゃんを一番に引き留め、阻止しました。
今までの彼女からは考えられません。
そして、林田絵理子ちゃんに、「生きようよ」と言います。
これは多分、自分自身にも言っているような気、しませんか?
彼女は過去の傷を背負いながら、未来を生きる決心をしたんです。
最後に、林田絵理子ちゃん。
正直、一番書いていて辛かったのは彼女です。
彼女は立花紀子ちゃんをいじめます。
しかしそれは意味がないものではなく、自分の世界を守るため、強くいるためでした。
それでもいじめはいけません。
否定され、居場所を失ったと思った彼女は屋上へ向かいます。
そこにクラスメイト全員が、駆けつけるのです。
彼女は語ります。
過去のことを、過去の傷を。
寸でのところで立花紀子ちゃんに阻止されてしまいます。
紀子ちゃんの運動能力の高さに感謝ですね。
そして、涙を流し、「うん」と返事をし、生きることを決めます。
さて、書きたかったことをここに書きましたが、伝わっていたでしょうか?(汗)
では、また、どこかでお会いしましょう。
読んでいただき、本当に、ありがとうございました!