信じさせて


顔が熱い

「いいわよって言ったの!」



―――――――今まで、こんなに変な子はいなかった

こんなに押してくる子はいなかった

こんなに私のことを考えてくれる人なんて…いなかった…




少しだけ信じてもいいかなって気にさせてくれた

「少しの間だけ、よ」

「いいんです!ありがとうございます!…澪さん」

「!」

久しぶりに聞く好意を含む声

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