信じさせて



「おはよう!」

「おはよー」

そんなにぎやかな声が聞こえる中で私は一人校門をくぐる


今日から高校二年生。

といってもそんなに感動はない

クラスは変わっても、きっと私に向けられる視線は同じだから





「……2組ね」

自分の名前だけ確認したらあとはスルー

どうせ代わり映えしないし


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