不良少女
その後、ハゲに事情を話て私は宝探しゲームには参加をしなかった。
この宝探しゲームの宝はコテージの部屋割りで、1番ポイントを稼いだ人の勝利となる。
マオ達は勿論広くて真新しいコテージを狙っているらしく、こういうことに無気力で無関心なのは私と凛くらいのものだ。
どうも私はこういったものは苦手だ。
勝利事になればきちんと手を抜かず相手はするが、何というか殺気立つことはあまりしない。
熱血染みたことが嫌いなだけなのか、それを避けてるだけなのかは無論わからないけど、
「ユキ…」
彼女と一緒ならば少しは好きだったのかも知れないな…。
なーんて、
「ユキって誰だよ…」
ユキって誰なの?
やっぱり、自分の事が1番分からない。