不良少女


そんなことまずないけど。


リカちゃんには一歩前を歩いて僕の光になってもらわないと、また迷子になって分かれ道を彷徨ってしまう。


それに君の行く手を俺が邪魔したくないからいつだって君の後ろで俺は泣くよ、君の隣に誰が居ようとね。


「ふーん、大人だね。

でも、余裕こいてるのも今の内だよ?
俺はずっと彼奴だけが好きだったから」


「そんなの僕もだよー、いやだなー。

それに僕は大人なんかじゃなくって失いたくないんだよ」


「2人の想い人は一体だれのものになるんですかね?」


神田の不気味で、嘲笑うような笑い方が少し気に障ったが笑顔で対応した。
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