不良少女
「いや、お前がトップだ。
纏う雰囲気と、そのカリスマ性、そしてこの空気明らかだろ?」
フッと綺麗に笑うこいつを殴りたい衝動に駆られる。
何が、アンタに何がわかるの?
きっと、星夜は私の心情を理解しているだろう。
それでか私達の顔色を伺いオロオロしている。
「なぁ、どっちが上か決めようぜ。
岸…」
「は? 女がトップなんてあるわけないでしょ。
寝言は寝てから言ってもらえる?」
冷静を装って沖田を見る。