花火
玲奈のワガママでコンビニで仕方なく花火の詰め合わせを買い、公園の隅で花火をすることにした。
花火を片手に子供のようにはしゃぎだした玲奈。
玲「わーーーい!!」
真「明日、もっと綺麗なの見れるやん」
玲「…」
さっきまではしゃいでた玲奈が、いきなり下を向いて黙り始めた。
やっぱり今日の玲奈は何処かおかしい。
真「何かあったん??」
玲「あのね…」
真「おん」
玲「明日の夏祭り、行けなくなっちゃったんや。」
真「え?」
玲「ごめん!!!」
正直、楽しみにしてたから、ショックだけど、しょうがない。
真「何か用事入ったんやろ??そんな気にすることないで。また行こ??」
と玲奈の顔を見ると、
玲奈の目からは涙が出ていた。