花火
真実
キスが終わって、玲奈の顔を見ると、玲奈はまた、
…泣いていた。
玲「私ね、真ちゃんに出会えて本当に良かった。真ちゃんの気持ちも聞けて嬉しかった。もっと早く伝えてれば良かったなぁ…グスッ。」
俺は、そっと涙をゆびで拭ってあげた。
?「真司郎〜!!!!」
後ろから誰かが呼ぶ声がした。
振り向くと、俺の母だった。
真「え?何で?」
真母「いいから!!!」
真「ごめん、玲奈。帰らなあかん。」
真母「玲奈?ええええええ!?!?」
母さんは、玲奈を見て、めちゃくちゃ、驚いていた。
真「何そんなに驚いてん?(笑)」
真母「だって…」
玲「何でもないよ!!!」
玲奈が大きな声で、母さんの声を遮った。