花火
~真司郎side~
ーーーー‥7月21日。
今日は夏期講習の為に学校へ向かう。
リリリリリリリリリリリッ
あ〜目覚ましがうるさい。
真母「真司郎起きなさい!!!」
真「起きとるわ!!!」
真母「朝ごはん作ったから下降りてきなさい〜!」
真「わかった。」
数分後、俺は下の階に降りて、ダイニングルームに入った。
すると、母は深刻な顔をして電話をしていた。
真「誰との電話?」
電話が終わった母に聞くと、慌てた様子で「何でもない」とだけ言い、「ほら、さっさと食べ」と話題を変えられてしまった。
まぁ、俺にはきっと関係ない話なんやろ。
朝ごはんを食べ終え、歯磨きをして、家を出た。
真「ふぁ〜っ。」
家を出た途端、大きなあくびが出た。
すると、後ろから
『ほんま大きなあくびやな〜(笑)』
という声が聞こえてきた。
慌てて後ろを振り向くと、玲奈が立っていた。