私、先生と付き合ってます。
放課後ー
私は先生に呼び出され、只今理科準備室ー
「悪かったな…せっかく解禁だと言うのにまた休みで…」と先生は辛そうに言った。
そんなの…先生のせいじゃないのに…。
「仕方ないよ。だって私は学生だもん…」と私は返した。
沈黙が流れた。
私は何となくこの部屋を片付けている。
ふと、先生が後ろから私を抱き締めた。
先生の熱い吐息が耳元にかかる。
体の熱が上がったような気がする…。
けど…私は複雑でたまらない。顔が思わず強ばる。
涙が出そうになった。先生は私の首筋に舌を這わせる。
体は震えるほど反応していた。
熱い…。というより、ズルい。先生ばっかり私に意地悪して…。
けど…今はされるがまま。だって先生の顔見れないんだもん。
涙が出そうで今は振り向きたくない。
けど…先生は『好きだ』と囁きながら私の首筋に舌を這わせてる。
「あっ…ん、ンん…」思わずそんな声が漏れてしまう。
そんな私の口を塞ぐ先生の口…。
お互いの熱は上がり、鼓動は早くなっていくー
私は小さく好きと言った。
先生は嬉しそうに笑ってくれた。そして、「愛してる…」と甘い言葉をくれた。
けど…私は余計辛くなって…
「…先生、私、帰ります…」と強引に言って、理科準備室を飛び出した。
その時ー誰かにぶつかった。
前を見てなかったから…。
「…っ、…たっぁ…」と呟くと「ゴメン…」と言って、受け止めてくれたのは、
相田主将だった。
「…って、三咲ちゃん?どしたの?」と相田主将は言ってくれる。
私は泣きそうな顔で上目遣いをして思いきり相田主将に抱きついた。
「…司ちゃんと何かあったの?喧嘩したとか…?」と相田主将は言った。
「違うの!!ただ…私のワガママで…」と私が言うと、「大丈夫?話聞くから移動しよう」と相田主将に連れられてきたのは…
何故か道場。「一番ここが落ち着くでしょ?」って。
私たちは道場の真ん中に向かい合って座ってる
「…で?俺にはちゃんと話そう?」と相田主将は言った。
私は話した。理科が苦手過ぎる現実を。
そして、学年トップという圧とプレッシャーを感じていること、プライドから相談出来ずにいたこと…。
全て、ぶちまけた。
相田主将はそんな私の話を聞いて、何も言わずにただ抱き締めてくれた。
「大丈夫だよ…。俺に出来ることあれば何でも協力するし…三咲ちゃんのこと大好きだからね?」と優しく声をかけて、大泣きしている私の背中を擦ってくれた。
そこに、先生は現れたー
肩で息をしているー走って来てくれたのだろうか…?
「やっぱりここにいた…様子おかしかったから…」と先生は言う。
相田主将は先生を睨むように見る。
そして、「今話聞いてたところです…。けど…司ちゃん、今日は俺が送って行きますから…」と相田主将は言ってくれた。
どうやら気遣ってくれてるようだ。
「ありがとうございます」と私が言うと、
相田主将は笑顔で、「さ、帰ろうか」と言って、私の手を握った。
そして、帰り際?入り口に立ってる先生を睨むように手を繋いだまま通りすぎた。
私たちはそのまま学校を後にした。
「相田主将…部活お休みの間、一緒に勉強してもらえませんか?」と私が言うと、「もちろんだよ!」と返ってきた。
そして私たちは他愛ない会話で笑い合いながら帰路についた。
翌日から、部活は無いため、相田主将と私は放課後になると、早々と家に帰り、私の家で二人で勉強した。
理科については私はほとんど教えてもらっているが、他の科目は私が教えているやつも多い。
理科はどうも好きになれず、苦しんでる。
教科書見るだけで疲れるの…。けど、相田主将優しいから何とか頑張れてる。
お陰で赤点だけは免れそう…。
「大丈夫?」と相田主将は優しく声をかけてくれた。
私は頷く。「ちょっと休憩しない?」と相田主将に言われて休憩することにした。
ハーブティーを飲みながら雑談した。
先生からの着信及び、メールの数がおびただしくて…見るのに疲れた私はスマホをベットに向かって投げた。
「その様子じゃ、司ちゃんかまってちゃんだな…?」と楽しそうに笑う相田主将に
「まぁ、迷惑ですけどね…」と私は言った。
「そう言ってやるなよ。司ちゃんだって寂しいんだよ。部活はないし、早々と帰るだろ?俺と勉強するために…それに様子だっておかしいって心配してんだから。俺のとこにもメール来るしな…」と相田主将は言った。
そうなんだぁ…うん。だよね。
いつまでも避けられない現実か…
「司ちゃんにちゃんと言いなよ。じゃないとこれからも同じことして司ちゃん苦しめるよ!」と相田主将に言われて私は頷いた。
テスト終わったらちゃんと話そう…。そろそろ現実を受け入れないといけないよね。
先輩も卒業しちゃったら私…今みたいに逃げ道確保出来ないし。
「…先輩、ありがとうございます。私先輩に出会えて良かったです!!」と言うと、相田主将は私の頭を撫でながら、「俺もだよ」と言った。
私は先生に呼び出され、只今理科準備室ー
「悪かったな…せっかく解禁だと言うのにまた休みで…」と先生は辛そうに言った。
そんなの…先生のせいじゃないのに…。
「仕方ないよ。だって私は学生だもん…」と私は返した。
沈黙が流れた。
私は何となくこの部屋を片付けている。
ふと、先生が後ろから私を抱き締めた。
先生の熱い吐息が耳元にかかる。
体の熱が上がったような気がする…。
けど…私は複雑でたまらない。顔が思わず強ばる。
涙が出そうになった。先生は私の首筋に舌を這わせる。
体は震えるほど反応していた。
熱い…。というより、ズルい。先生ばっかり私に意地悪して…。
けど…今はされるがまま。だって先生の顔見れないんだもん。
涙が出そうで今は振り向きたくない。
けど…先生は『好きだ』と囁きながら私の首筋に舌を這わせてる。
「あっ…ん、ンん…」思わずそんな声が漏れてしまう。
そんな私の口を塞ぐ先生の口…。
お互いの熱は上がり、鼓動は早くなっていくー
私は小さく好きと言った。
先生は嬉しそうに笑ってくれた。そして、「愛してる…」と甘い言葉をくれた。
けど…私は余計辛くなって…
「…先生、私、帰ります…」と強引に言って、理科準備室を飛び出した。
その時ー誰かにぶつかった。
前を見てなかったから…。
「…っ、…たっぁ…」と呟くと「ゴメン…」と言って、受け止めてくれたのは、
相田主将だった。
「…って、三咲ちゃん?どしたの?」と相田主将は言ってくれる。
私は泣きそうな顔で上目遣いをして思いきり相田主将に抱きついた。
「…司ちゃんと何かあったの?喧嘩したとか…?」と相田主将は言った。
「違うの!!ただ…私のワガママで…」と私が言うと、「大丈夫?話聞くから移動しよう」と相田主将に連れられてきたのは…
何故か道場。「一番ここが落ち着くでしょ?」って。
私たちは道場の真ん中に向かい合って座ってる
「…で?俺にはちゃんと話そう?」と相田主将は言った。
私は話した。理科が苦手過ぎる現実を。
そして、学年トップという圧とプレッシャーを感じていること、プライドから相談出来ずにいたこと…。
全て、ぶちまけた。
相田主将はそんな私の話を聞いて、何も言わずにただ抱き締めてくれた。
「大丈夫だよ…。俺に出来ることあれば何でも協力するし…三咲ちゃんのこと大好きだからね?」と優しく声をかけて、大泣きしている私の背中を擦ってくれた。
そこに、先生は現れたー
肩で息をしているー走って来てくれたのだろうか…?
「やっぱりここにいた…様子おかしかったから…」と先生は言う。
相田主将は先生を睨むように見る。
そして、「今話聞いてたところです…。けど…司ちゃん、今日は俺が送って行きますから…」と相田主将は言ってくれた。
どうやら気遣ってくれてるようだ。
「ありがとうございます」と私が言うと、
相田主将は笑顔で、「さ、帰ろうか」と言って、私の手を握った。
そして、帰り際?入り口に立ってる先生を睨むように手を繋いだまま通りすぎた。
私たちはそのまま学校を後にした。
「相田主将…部活お休みの間、一緒に勉強してもらえませんか?」と私が言うと、「もちろんだよ!」と返ってきた。
そして私たちは他愛ない会話で笑い合いながら帰路についた。
翌日から、部活は無いため、相田主将と私は放課後になると、早々と家に帰り、私の家で二人で勉強した。
理科については私はほとんど教えてもらっているが、他の科目は私が教えているやつも多い。
理科はどうも好きになれず、苦しんでる。
教科書見るだけで疲れるの…。けど、相田主将優しいから何とか頑張れてる。
お陰で赤点だけは免れそう…。
「大丈夫?」と相田主将は優しく声をかけてくれた。
私は頷く。「ちょっと休憩しない?」と相田主将に言われて休憩することにした。
ハーブティーを飲みながら雑談した。
先生からの着信及び、メールの数がおびただしくて…見るのに疲れた私はスマホをベットに向かって投げた。
「その様子じゃ、司ちゃんかまってちゃんだな…?」と楽しそうに笑う相田主将に
「まぁ、迷惑ですけどね…」と私は言った。
「そう言ってやるなよ。司ちゃんだって寂しいんだよ。部活はないし、早々と帰るだろ?俺と勉強するために…それに様子だっておかしいって心配してんだから。俺のとこにもメール来るしな…」と相田主将は言った。
そうなんだぁ…うん。だよね。
いつまでも避けられない現実か…
「司ちゃんにちゃんと言いなよ。じゃないとこれからも同じことして司ちゃん苦しめるよ!」と相田主将に言われて私は頷いた。
テスト終わったらちゃんと話そう…。そろそろ現実を受け入れないといけないよね。
先輩も卒業しちゃったら私…今みたいに逃げ道確保出来ないし。
「…先輩、ありがとうございます。私先輩に出会えて良かったです!!」と言うと、相田主将は私の頭を撫でながら、「俺もだよ」と言った。