私、先生と付き合ってます。
練習を終えて、皆が帰った後、いつものように掃除をしている私…。
いきなり後ろから抱き締められた。
けど、私は何も言わないし、振り向かない。先生って気づいてるけどね。
「…三咲…久しぶりに二人で過ごせるね」と耳元で囁く先生の甘くて低い声。
耳にかかる熱い吐息に体は反応する。
「…先生…」と私。やっぱり言ってしまう。
「寂しかった」と切なそうに呟く先生の声。胸を締め付けるような痛みが走る。
「私だって…。けど、あのときは苦しくて先生のそばにいれなかったの…」と私が言うと、「だから、アイツと過ごしてたのか?俺の前で平気でいちゃつきやがって!!」と先生は言って私の顔を自分の正面に向けると、息継ぎ出来ないほどの深くて長いキスを何度もされた。
「…くっ、…」苦しい…先生を離そうとしたんだけど、先生は角度を変えながら何度も私に口づけし、離してくれない。
どころか、強い力で抱き締めてくる。
完全に負けた。先生には敵わない…。諦めて、先生にされるがままにしている。
先生が私から口を離した。少し潤んだ瞳で私を見つめると、今度は正面から強く抱き締められた。
「先生…大好きです!!そして、ごめんなさい」と言って、私は先生の唇を奪った。
そして、舌を絡める。
二人の熱が高まり、体は熱くなる。
「…はぁ…ん…ん」思わず漏れる声。
いつも以上に長いキスだった。お互いの空いた時間を埋めるような長いキス…。
力は完全に抜けきってる。それでも立っていられるのは先生に慣らされたからだろうか…。
しばらくして、離れた私たち。
先生は掃除を手伝いながら聞いてきた。
「採点してたんだけど…お前、何で俺の科目だけ点数悪い?授業態度とかは良いのに…」と。
ほら、やっぱりね。聞かれると思ってたんだよね…。
いつまでも逃げれないし、覚悟は決めたんだ。
正直に話そう…と思って口を開いた。
私は事実を話した。苦手すぎて訳のわからないことを。
そして、中学の時に理科の先生から受けた仕打ちを。
それがトラウマとなり、更に嫌いになってますます出来なくなったことを…。
全部先生に打ち明けた。
「そっか、辛かったな。お前は学年トップという、自信と誇りを持ってる…だからこそ、耐えられなかったんだろ?」と先生に言われて、私の涙腺は完全崩壊…
溢れんばかりの涙が頬を伝う。
「俺に言えなかったのは…俺だからか?」と言われて頷く。
先生は優しく私の頭を撫でながら、「なら、よく頑張ったな」と言ってくれた。
その意味を理解できないほどバカじゃない。
先生がそうな風に言ってくれるのが嬉しかった。
「…先生…」と私が言うと、「アイツが卒業したら、俺が責任もってお前の理科の成績向上を約束する。だから、俺と勉強しような?」と先生は言ってくれた。
私は頷いた。
あーやっぱり私はこの人が改めて好きだな。
「じゃ、そろそろ帰ろうか…」と先生に言ってもらって送ってもらった。
家につくと、お母さんが笑顔で迎えてくれた。
まだ先生と付き合ってるってことはいってない。
「赤点は免れたと思う…」と私が言えば、そうと一言だけだった。
それ以降は特に何も聞いてこない。
優しいお母さんのことだから、これだけで充分通じていると思う。
「久しぶりの部活はどうだった?」と話題を変えてくれたお母さん。
「楽しかった!!私、やっぱり剣道大好き!」と私が言えば、「ならよかったわ」とお母さんは笑った。
翌朝ー私は準備をして家を出た。
相田主将が迎えに来てくれていて、今日も一緒に学校に向かう。
最近、ホントにずっと一緒にいるような気がする…。
相変わらず、手を繋がれて…私たち、ホントにカレカノみたい…。
けど…お互いにそんなことはいっさい思ってない。
そのまま他愛ない会話しながら学校に向かった。
学校に着いて、私たちは道場の更衣室で着替える。
お互いに向かい合った。だけなのに…なんだか笑えてきて…笑った。
体はうずうずしていて、何本も打ち合った。
朝練てホントに時間が立つのが早い。
はぁぁ…今日からテスト返って来ちゃうなぁ。
気を落としそうになる。それに気づいたのか、「まだ1回目のテストだよ?そんなに気にすること無いんじゃない?俺なんか…後、2回しか無いのに、気にしてないよ?」と優しく頭を撫でられて、「そうだよね」と私は頷いた。
練習を終えて、私たちは教室に戻った。
いきなり後ろから抱き締められた。
けど、私は何も言わないし、振り向かない。先生って気づいてるけどね。
「…三咲…久しぶりに二人で過ごせるね」と耳元で囁く先生の甘くて低い声。
耳にかかる熱い吐息に体は反応する。
「…先生…」と私。やっぱり言ってしまう。
「寂しかった」と切なそうに呟く先生の声。胸を締め付けるような痛みが走る。
「私だって…。けど、あのときは苦しくて先生のそばにいれなかったの…」と私が言うと、「だから、アイツと過ごしてたのか?俺の前で平気でいちゃつきやがって!!」と先生は言って私の顔を自分の正面に向けると、息継ぎ出来ないほどの深くて長いキスを何度もされた。
「…くっ、…」苦しい…先生を離そうとしたんだけど、先生は角度を変えながら何度も私に口づけし、離してくれない。
どころか、強い力で抱き締めてくる。
完全に負けた。先生には敵わない…。諦めて、先生にされるがままにしている。
先生が私から口を離した。少し潤んだ瞳で私を見つめると、今度は正面から強く抱き締められた。
「先生…大好きです!!そして、ごめんなさい」と言って、私は先生の唇を奪った。
そして、舌を絡める。
二人の熱が高まり、体は熱くなる。
「…はぁ…ん…ん」思わず漏れる声。
いつも以上に長いキスだった。お互いの空いた時間を埋めるような長いキス…。
力は完全に抜けきってる。それでも立っていられるのは先生に慣らされたからだろうか…。
しばらくして、離れた私たち。
先生は掃除を手伝いながら聞いてきた。
「採点してたんだけど…お前、何で俺の科目だけ点数悪い?授業態度とかは良いのに…」と。
ほら、やっぱりね。聞かれると思ってたんだよね…。
いつまでも逃げれないし、覚悟は決めたんだ。
正直に話そう…と思って口を開いた。
私は事実を話した。苦手すぎて訳のわからないことを。
そして、中学の時に理科の先生から受けた仕打ちを。
それがトラウマとなり、更に嫌いになってますます出来なくなったことを…。
全部先生に打ち明けた。
「そっか、辛かったな。お前は学年トップという、自信と誇りを持ってる…だからこそ、耐えられなかったんだろ?」と先生に言われて、私の涙腺は完全崩壊…
溢れんばかりの涙が頬を伝う。
「俺に言えなかったのは…俺だからか?」と言われて頷く。
先生は優しく私の頭を撫でながら、「なら、よく頑張ったな」と言ってくれた。
その意味を理解できないほどバカじゃない。
先生がそうな風に言ってくれるのが嬉しかった。
「…先生…」と私が言うと、「アイツが卒業したら、俺が責任もってお前の理科の成績向上を約束する。だから、俺と勉強しような?」と先生は言ってくれた。
私は頷いた。
あーやっぱり私はこの人が改めて好きだな。
「じゃ、そろそろ帰ろうか…」と先生に言ってもらって送ってもらった。
家につくと、お母さんが笑顔で迎えてくれた。
まだ先生と付き合ってるってことはいってない。
「赤点は免れたと思う…」と私が言えば、そうと一言だけだった。
それ以降は特に何も聞いてこない。
優しいお母さんのことだから、これだけで充分通じていると思う。
「久しぶりの部活はどうだった?」と話題を変えてくれたお母さん。
「楽しかった!!私、やっぱり剣道大好き!」と私が言えば、「ならよかったわ」とお母さんは笑った。
翌朝ー私は準備をして家を出た。
相田主将が迎えに来てくれていて、今日も一緒に学校に向かう。
最近、ホントにずっと一緒にいるような気がする…。
相変わらず、手を繋がれて…私たち、ホントにカレカノみたい…。
けど…お互いにそんなことはいっさい思ってない。
そのまま他愛ない会話しながら学校に向かった。
学校に着いて、私たちは道場の更衣室で着替える。
お互いに向かい合った。だけなのに…なんだか笑えてきて…笑った。
体はうずうずしていて、何本も打ち合った。
朝練てホントに時間が立つのが早い。
はぁぁ…今日からテスト返って来ちゃうなぁ。
気を落としそうになる。それに気づいたのか、「まだ1回目のテストだよ?そんなに気にすること無いんじゃない?俺なんか…後、2回しか無いのに、気にしてないよ?」と優しく頭を撫でられて、「そうだよね」と私は頷いた。
練習を終えて、私たちは教室に戻った。