私、先生と付き合ってます。
私は教室の自分の席に座ると、堪えきれなくなった涙が溢れてきた。

何で泣いてるのか正直わからないのに…溢れてくる涙。

止まってくれない…。

そしたらいきなり、教室のドアが空いた。

ガラガラー

思わず、そちらを見てしまった。

そこにいたのは…息を肩でしながら「ここにいたのか…」って言う先生。

私の涙は止まったー

「先生…何でいるんですか?」と私が聞くと、

「様子おかしかったから…」と先生は言って私の横の席に座った。

「あのな…実は、俺教師になりたいと思ったのは高校の時だったんだ。剣道部で…最後の大会怪我で出れなくて…俺の最後の記録は…県大会だった。しかも…記録は予選敗退。嘘だろって思った。それから教師として、もう一回、後輩達を全国にそう思って今日まで練習してきたんだ。去年、偶然キミの試合を見たんだ。スゴイと思ったんだ。だから上にかけあって、キミの担任にしてもらった。だからどんなことでもいい。キミを信じてついていく。キミを守るよ!だから…俺と一緒に頑張らないか?」って先生は言った。

そんなこと言われてたら私、頷くしか出来ないじゃん。

先生ズルいよ。

「じゃあ今日はもう帰ってゆっくり休みな。また明日な」と先生は言って私の頭を優しく撫でると去っていった。

私も帰ることにして…家に帰った。
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