貴方に恋をしました。
〜10分後〜
「ありがとう御座いました。」
ブーン
「よし、琉歌ちゃんの部屋行くか!」
琉歌ちゃんを起こさないように小声で言った。
「大家さん、夏目琉歌の部屋の番号は何番ですか?」
大家「琉歌ちゃん?!琉歌ちゃんがどうかしたの?」
「あっ、あの、熱が出てしまいまして…」
大家「熱?!分かった。おばちゃんも看病するから…付いて来てね。」
「はい…。」
〜三階〜
大家「ここだよ。」
ガチャ
やっぱり綺麗だ。
「おじゃまします。」
扉が沢山ある。どれを開けばいいんだ?
大家さんが右の扉を開けた。
分かるんだなぁ。すげぇや。
と思った。
琉歌ちゃんの部屋に入ったのは初めてだった。
凄く整理してあるし、駄目な所がなかった。でも、女の子らしくなかった。絨毯は黒。クローゼットも黒。本棚は白。まるでモノクロだ。
大家「琉歌ちゃんベットの上に置いてあげて。」
「はい。」
琉歌ちゃんをベットの上に置いて俺は琉歌ちゃんの顔を見た。
「辛そうだな。冷えぴた買って来るか。」
大家「おばちゃんが買って来るから様子見といてねぇ〜」
「ありがとう御座います。分かりました」
そして大家さんが出て行った。