貴方に恋をしました。
〜安道朔弥〜
「んっ…?琉歌ちゃん…。」
ベットの上に頭を乗せて寝ていた。
だるくないから大丈夫だね!熱もないし!
「ん?なんで俺Tシャツなんだ?」
・・・・・・。
「ま、まさかっ?!!琉歌ちゃん?!」
顔が熱くなった。
琉歌「んっ…。安道?大丈夫?!」
いきなり琉歌ちゃんが起きてきた。
「うん!大丈夫だよ。ありがとう。」
琉歌「いいよ。」
ん?琉歌ちゃん何か考え事してる?
琉歌「ねぇ…安道?」
「何?」
琉歌「あのさ、私の傍に居なくても大丈夫だよ。てか、迷惑なの!!」
手が震えてる。
「俺は、琉歌ちゃん迷惑なんて一言も言ったこと無いし思った事もないよ?琉歌ちゃん深く考え過ぎだよ!!」
琉歌「違う!!違うのよ…。安道の恋応援するって言ったのに、私応援してないじゃん!『傍に居てあげるから』って私の為だよね?安道は悠愛が好きなのに…。私の傍に居たって安道が苦しむだけなんだよ!1人で平気だから」
「琉歌ちゃん、じゃ何で手震えてるの?寒いから?いや、違う!!怖くて寂しいんでしょ?誰も居なくなって本当の自分の姿を知ってくれる人が居ない。1人で平気なんて只の綺麗事でしょ?誰にだって1人は寂しい。後さ琉歌って泣くの我慢してるよね?我慢なんてしなくていい。泣かないからって強い訳じゃない。泣くから人間なんだ!」
俺はちょと怒鳴ってしまった。
琉歌「私の気持ちも知らないでそんな事いわないでよ!!ごめんなさい。出てって」
「謝らなくていい。自分も悪かったごめん」
俺は、琉歌ちゃんの家を出た。