貴方に恋をしました。
よーし!店員さんにメイクしてもらったし!
「可愛いかな…?」
ちょと心配だけど…。頑張る!!
ピーポーン
来たかな?!
タッタッタッ
ガチャ
朔夜「おはよー!琉歌ちゃん!」
「おはよ。安道!これ似合うかな?」
朔夜「か、可愛い///。」
「ありがとう。」
朔夜「乗って乗って!鈴木さんが運転してくれるから」
「鈴木さ…ん?」
朔夜「そう!執事さん!」
そうだった。安道はお金持ちさんだったんだ。
「そ、そっか!」
朔夜「大丈夫だよ。邪魔はしないから」
「へっ?!」
朔夜「チユッ、ここは夜ね!」
ほっぺにキスをされて、人差し指で唇をつけた。
ドキドキドキ
「バカ///。」
安道の性でドキドキドキが止まらないよ。
龍「なーに?イチャイチャしてるの?!早く乗ってよ!」
「分かってるよ!」
バタン
車の中は広かった。
席は…
悠愛と嵐
龍と美夢(彼女さん)
私と安道
です…!!
あっ、私病気の事すっかり忘れてた…。
急に苦しくなって皆に迷惑かけたりしないかな?
不安が膨れ上がる。
いつの間にか手が震えていた。
ギュッ
「安道…。」
安道が震えてる私の手を握ってくれた。
朔夜「大丈夫。大丈夫だよ。」ボソッ
「ありがとう。」ボソッ
安道と話している間に震えは止まり海へついていた。
「ありがとう御座いました!」
鈴木さん「いえいえ」
風が気持ちーー!
なんて恥ずかしくて皆の前では言えない。
と思っていたら。安道が隣に来た。
安道が私の顔を見て笑った。
そしたら…
朔夜「風が気持ちーーーーーーー!(大声)」
もう一度顔を見て笑った。
も、もしかして!心読める人?!
嵐「うるせーな。確かに気持ちいいけど…。」
ハハハハッ
安道が笑った。
朔夜「って言いたかったんでしょ!?」ボソッ
「な、なんで…わかったの?」
朔夜「顔に出てるよ。」
「うそ?!」
朔夜「本当」
私ってそんな顔に出やすい人だっけ?
朔夜「それより泳ご!」
「う、うん!」
女子更衣室
「悠愛と美夢!似合うかな?」
悠愛「似合ってるよ!!琉歌ちゃん!」
美夢「似合ってますよ!!いつもと違う感じの琉歌さんが見えて可愛いです!」
「ありがとう。でも、美夢!同い年だから敬語とさん付けは禁止ね!分かった?」
美夢「う、うん!」
「楽しもうよ!」
悠愛・美夢「うん!」
私は恥ずかしいから白のパーカーを着よ。
ガチャ
美夢「戻ってきたよっ!龍!」
それより安道の水着姿がかっこ良過ぎで鼻血出そうです。
あわわわ!戻らないと!
朔夜「おかえりなさい!琉歌ちゃん!」
「あ、あの…。水着似合わないかもしれないんだけど…。」
朔夜「絶対似合ってるって!脱いでみて!」
じゃぁ、
パサッ
「ど、どうかな?」
朔夜の顔真っ赤!
朔夜「////可愛い。」
「よ、よかった。」
朔夜「でも、そのパーカー着といて…。」
えっ?なんで…
ズキンズキン
「ごめん!似合わないよね!タオル忘れたからとりに行ってくるね!」
ははは。何してるんだろ。
浮かれてこんな可愛い水着買っちゃて。
パーカー忘れてきちゃたし。
人も沢山居て恥ずかしい。
「ハァ。地味なのでよかったんだな…。」
???「ねぇ?そこの可愛い女の子ちゃん!今、1人なの?」
何?この人…。こ、怖い。怖くて声が出ない…。
知らない男の人に腕を強く握られて話しかけられていた。
い、痛い。
助けて…。
「痛がってるから。その手離してもらえる?」
あんど…う?!
男「誰だ?テメェ」
朔夜「聞いてなかったのか?俺の女が痛がってるからその手を離せって言ってるんだよ!!おにーさんっ!ニコッ(殺気)」
男「す、すすすすすみませんでしたあぁぁぁぁぁぁぁ。」
朔夜「逃げるのだけは速いんだな。」
朔夜「大丈夫か?!」
「う、うん。また助けてもらっちゃた。あ!この水着似合わないから着替えてホテルで待ってるね!」
行こうとした瞬間
パシッ
腕を掴まれた。
朔夜「琉歌の水着すげぇかわいいよ。可愛いけど…。俺、琉歌の水着姿見て理性がヤバイんだ。後、俺以外の男に見せたくない。」
そ、そんな事思ってたんだ。
ちょと…嬉しいな。
「助けてくれてありがとう。」
朔夜「いえいえ。さっ!海行こ!」
「うん!」
私は安道が持ってた黒のパーカーを着て海で遊んだ。