貴方に恋をしました。
~夕方~
「ケーキ美味しかったね!」
朔夜「うん!」
「朔夜ちょと行きたい所がある。すぐ近くだから一緒に行こ?」
朔夜「うん。」
私は、あの人に感謝をしないといけない。
そう…お母さんとお父さんに…。
朔夜「公園か!」
「そう。ここにはお母さんとお父さんと私で毎日のように遊んでた場所なの。思い出が詰まってる場所。」
朔夜「俺も琉歌のお母さんとお父さんに言いたいことがあるんだ。」
「そうなの?で、でも私が先だから!」
朔夜「わかってるって!」
スーハー
深呼吸した。
「ありがとう、お母さんお父さん。私を産んでくれて。産んでくれたから大切な人に出会えました。その人は誰よりも自分を愛してくれています。本当に優しい人です。
だから…ね。ありのままで強く生きていこう。って思ったの。だから、泣きたい時は泣いていいよ…ね。お母さんお父さん。私を産んでくれてありがとう。」
気が付くと涙が溢れてる。
朔夜「琉歌のお母さんお父さん。琉歌って凄いですよね。貴方達に傷つかれても貴方達を恨まなくて感謝をしている。本当に凄いですよね。俺は貴方達に感謝しています。大切な人を産んでくれました。本当に有り難うございます。貴方達の代わりに俺が彼女の支えになります。」
真剣な目で男らしい。
朔夜「さ~て!家に帰ろうか!」
「うん!」
ん?
「朔夜の家じゃないでしょー!!」
朔夜「ははは。言ってなかったけ?」
「はい?」
?が沢山でてくる。
朔夜「俺と琉歌の家。」
「え?」
倍に?がついてくる。
朔夜「今日から同じ家で暮らすの!」
「えええええええええええええええ!」
朔夜「うるさい!」
「えっ!だって、どどどど、同棲って…ことだよ…ね?」
朔夜「うん。そうだけど?」
うん。そうだけど?って!!
「おばちゃんに伝えなきゃ」
朔夜「おばちゃんには伝えて荷物運んだから大丈夫。さて!行こうか!」
「あっ!うん!」
ちょとびっくりしたけど嬉しかった。
そして車に乗せられた。
~数10分後~
ドンッ
もう、夜だな。空を見上げると真っ暗だ。
私と朔夜は車を降りた。
私達の目の前は私の家とちょと変わったビルだった。
でも、お家賃高そうね。
なんで思ってる内に部屋について2人きっり!
「ねぇ、本当に私でいいの?」
朔夜「あぁ。人をこんなに愛したのは初めてだからな。俺はお前の依存症だ。」
「でも…」
朔夜「大丈夫。俺がついてるから!」
その言葉で少し安心した。
「ありがとう。」
朔夜「あ、後今日は一緒に寝るぞ!!」
朔夜が真っ赤な顔になって言う。
「あ、うん。」
自分も顔が熱い。
体ちゃんと洗おう!!
そしてお風呂に入り
凄い大胆パジャマを着た。透け透けなんだー!!ズボンがない!スケスケピンクワンピースのしたに下着だけなんだ!!
ドキドキする!
部屋へと戻り後ろ姿の朔夜がいた。
「さ、朔夜」
朔夜「ん?」
「ど、どうかなっ、キャッ」
いきなり腕を掴まれベットへと押し倒された。
「ちょ?!さ、さくやっ!んっ」
それから激しいキスをされた。
「ちょ、さく…や!?」
朔夜「俺はお前を大切にしたいって思ってたけど今は、すごく襲いたくなる。」
もう、決めたんだよ。
私の全部を朔夜にもう1回みてほしい。
「お、襲ってもいい…よ。」
朔夜「お前エロすぎ」
その日は最高な誕生日を送れたよ。
朔夜!私は死ぬまで朔夜のことが好きだよ。
本当に最高な誕生日でした!
これが私の最後の誕生日だとは知らずに…。