貴方に恋をしました。
冬
2月
「んッ?!」
目を開けると見慣れた天井。
起き上がりカーテンを開けると…
「雪だぁ~~!」
朔夜「どうした?!」ビック
「ほらほら見て見て!雪!」ニコッ
朔夜「朝から元気だな。」
「もちろん!だってなかなか雪降らないじゃん!愛知」
朔夜「まぁそうだけど…。」
私達が住んでる所は愛知県なんだよっ!
「もう、定期テスト終わったし!ちょと行きたい所あるんだよっ!」
朔夜「まぁな。部活も卒業したし、琉歌の行きたい所って何処?」
それは…!!
「内緒!」
朔夜「まぁ、楽しみにしてる!!」
私達は電車で愛知県の内海にきた!
そしてあるものを買うためにお店に入った。
「あの、これ下さい!」
店員さん「はい!かしこまりました!」
朔夜「これって鍵?!」
「そうだよ。これ持ってあるところに行くの!」
朔夜「何処なのか全く分からない!」
「楽しみにしてて!」
朔夜「うん!」
店員さん「ありがとうございました!」
私達はお店を出て少し歩いた。
朔夜「灯台だ!!大きいな!」
「だねー!さてつくよ!」
朔夜「ここか…?」
「うん!そうだよ!」
そこは『恋の鍵塚』って所!
皆は知らないでしょ?
「この柵に恋人同士で南京錠をかけると恋が成就するって言うジンクスがあるんだよ。」
朔夜「こんなの一生忘れない。」
「私もだよ。朔夜」
ガチャ
朔夜と鍵をかけた。
こんなの忘れるわけないよ。
朔夜の見えないところへ行っても忘れないよ。
ありがとう。本当に
一生忘れない鍵を掛け、私達は電車へと帰った。