貴方に恋をしました。
~安道朔夜~
俺達は一生忘れない鍵をかけ電車で帰り自宅へと帰宅して珈琲を飲もうとして俺が珈琲を入れてもどっだら…。
琉歌が倒れていた。
「琉歌!琉歌!」
息をしているか確かめてみた。
「息が…して…な…い。」
嘘だ…ろ。
いや、まだ諦めちゃダメだ!俺は琉歌を生きさせたい!!
まずは病院に電話をしてすぐ琉歌の所へと戻った。
人工呼吸器をしながら心臓マッサージをした。
「琉歌頑張れ!頑張るんだ!!」
俺はそう言い聞かせながら心臓マッサージと人工呼吸器を繰り返した。
「ハァハァハァハァハァ」
汗と涙が流れていく。
ピーポーピーポー
ダッダッダッ
「大丈夫ですか!関係者の方ですか?」
「は、はい。」
「すぐに乗ってください!!」
俺は、琉歌と一緒に救急車に乗り病院へと行った。
そして琉歌は集中治療室へ運ばれ俺はその前に腰をかけた。
朔夜「琉歌頑張ってくれ。お願いだ。俺はまだお前と居たい。お前と笑い合いたいんだ。お願いだ。生きて帰ってこい!!」
~7時間後~
青のライトが消えた。
ウイーン
先生「息は回復しました。あのまま人工呼吸器と心臓マッサージをしなければ夏目ちゃんはこの世に居ませんでした。後、数日です。しっかり支えて上げて下さい。安道くん。」
えっ?もう…琉歌がいなく…なる。
急に涙が溢れてくる。
俺は先生の言葉を返す事ができなかった。
夢か…?夢なら覚めてくれ!!お願いだ。
こんなに辛いのは初めてだ。
先生「お前が泣いてどうするんだっ!1番辛いのは彼女だろっ!彼氏だったら諦めないでしっかり支えろ!」
俺は何を考えてたんだ。俺は琉歌の彼女だ!ここで諦めてどうする!
「はい!」
俺は涙をふき琉歌がいる病室へと行った。
見たこともない琉歌だ。
「ずっと一緒に居るからな。」
手を握り俺はいつの間に寝ていた。