【短編】おかん彼氏 ✕ サボリ魔彼女
「あーのーな。学校は面倒くさかったら行かなくて良いってもんじゃねーの。

……………明日は来いよ?」



葵の隣りに座って、軽く頭を撫でながら言う。


「………………うん。」


葵は俯いて言った。


「ん、いい子。」


頭を撫でていた手をそのまま下におろして、顔を上げさせる。


「………?」


頭にはてなマークを浮かべた葵と目が合う。
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