ほら、そうやってすぐ死ぬ。
学校も何度か通ったが、私の自殺、母さんの死は既に知れ渡っていて、居場所はどこにもなかった。
ただ、「サエコ・ロワイヤル」には飽きたのか、本気で怖くなったのか、止んでいて、私にとっては前より過ごしやすくはなった。
金子はというと、私に話があるなんて手紙を出しておきながら、一向に話しかけてこようとしない。
委員長という立場で世間体を気にしているのだろう。だって、たったひと月で知り合いを3人失った女なのだから。