好きって、伝えたら



しばらく無言で作業を繰り返していき、30分後ようやくラスト1組になった。


アタシがプリントの左端を留め終わると、二人して机にだらーんと伏せた。





え。


待って。




伏せたまま顔を横にすると、思った通り美眞は私と同じ机に顔を伏せていた。




それに気づきバッと顔を上げた!




『疲れた…。』


「う、うん。」




『ってなわけで、ジュース奢ってよ』




…は?


何を言い出すと思いきや…




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