好きって、伝えたら


アタシは戸惑いながらも頷くと、夕空は額に優しくキスを落とし、ベッドに入ってきた。


そりゃもちろん、すぐ隣なわけで…



『あったかい…』


「風邪…ひかないでよ?」


『はは、それはわかんねーよ?でも…』




すると、夕空はアタシを優しく抱きしめた…


何も抵抗できないアタシはただ黙って、夕空の胸に顔を沈めるだけで。


身体に回された手が擽ったくて…



『そんなに緊張しなくても…』


「だって…」


『やましいこと…しないからさ』


「ひゃ…」



耳元で呟かれて、身体がビクッとなった。


逆に熱が上がりそうなんですけど!?


なんか…エロい。




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