好きって、伝えたら



コンビニでアクエリとみかんの缶詰とその他に甘いものを適当に選んで、会計を済まし電車に乗る…


そして3駅先の駅で降りて西口を出て立ち止まる。


あのマンションかな?


目の前に建つマンションへと足を運び、重たいアクエリが入った袋を持ってゆっくり階段を上がっていく。


203…ここだ。


インターホンを押してみる…


ほんとに…美眞の家?


や、でも美眞って書いてあるし…




《ガチャ…》




『遅い…』




…へ!?


ドアを開けるなりアタシに倒れかかってきた美眞…


ちょっと…え?





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