好きって、伝えたら



…うぅ…


ゆっくり起き上がり、時計を見ると2限目終了のチャイムが鳴った。


あれ…けっこう寝ちゃってた。




『ん…あれ?俺寝てた?』


「わっ!?えっ!?美眞!?なんで!?」




ベッドに顔を伏せて寝ていた美眞にびっくりして、空いた口が塞がらない!




『なんで…って、お前がいねーから中下に聞いて…ってか大丈夫なのか?』


「えっ…あっ、うん。
まだクラクラするけど…」




…待って、寝顔見られた!?


うっわ。最悪。


絶対にブッサイクな顔してた!


はぁ〜…。




『ほらよ』




そう行って渡されたのは、ひんやりしてないアクエリ…




『それ飲んで元気出せ。』


「ありがと。」




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