未来の旦那様~ seven of the prince ~
四人目の王子様
次の場所へ 図書室へ
様々な本が並べられ、綺麗に整頓されている。
とても静かで、他とは流れる時間が違う
神秘的な空間
図書室の真ん中には、
人が数十人座れるほどの円卓のようなテーブルがあった。
私のいる場所と対角線上のところに、
眼鏡を掛けた男子生徒が座っていた。
本の世界に入っているのか
私には全く気づいていない。
「あの~」
こちらに気がつくと、笑顔で。
「あいかさん、ですよね」
彼は、眼鏡を外して、読んでいた本を閉じ、机に置いた。
「待ってました」
ひとつひとつの仕草や立ち振舞いがよく、
まさに好青年。
「こちらへ、どうぞ」
椅子をひき、私が座るのを確認してから、
自分も席に座った。
「まずは、自己紹介ですよね。
僕は、この本を書いたものです」
彼が持ってる本は、
本には疎い私でも知っているほどの
超がつくほどの大ヒット作
アニメ、ドラマ化もして、続編が映画でやるなどで人気は留まることを知らない。
試写会の観客満足度99%を叩き出すほどの
泣ける感動作。
「桐生 修全(キリュウ シュウゼン)
よくペンネームって言われることが多いですが、本名です」
私はとても綺麗な名前だと思った。
「学年は二年で、あいかさんと同じです」
「そうなんですか」
それに、話しやすい人だ。
様々な本が並べられ、綺麗に整頓されている。
とても静かで、他とは流れる時間が違う
神秘的な空間
図書室の真ん中には、
人が数十人座れるほどの円卓のようなテーブルがあった。
私のいる場所と対角線上のところに、
眼鏡を掛けた男子生徒が座っていた。
本の世界に入っているのか
私には全く気づいていない。
「あの~」
こちらに気がつくと、笑顔で。
「あいかさん、ですよね」
彼は、眼鏡を外して、読んでいた本を閉じ、机に置いた。
「待ってました」
ひとつひとつの仕草や立ち振舞いがよく、
まさに好青年。
「こちらへ、どうぞ」
椅子をひき、私が座るのを確認してから、
自分も席に座った。
「まずは、自己紹介ですよね。
僕は、この本を書いたものです」
彼が持ってる本は、
本には疎い私でも知っているほどの
超がつくほどの大ヒット作
アニメ、ドラマ化もして、続編が映画でやるなどで人気は留まることを知らない。
試写会の観客満足度99%を叩き出すほどの
泣ける感動作。
「桐生 修全(キリュウ シュウゼン)
よくペンネームって言われることが多いですが、本名です」
私はとても綺麗な名前だと思った。
「学年は二年で、あいかさんと同じです」
「そうなんですか」
それに、話しやすい人だ。