未来の旦那様~ seven of the prince ~
五人目の王子様
次の場所へ 二年の教室へ
そこには、スマホを耳にあて、電話をしている生徒がいた。
端整な顔立ちをしていて、スマホを持っている手は、白く美しくもありながら、男性らしい大きな手をしている。
そして、聞こえてくる言葉は、日本語ではなく、英語だった。
彼は、私に気がつくと携帯を切った。
「すいません、仕事の電話が入ったもので」
「相変わらず、お忙しそうですね」
「そうでも、ありませんよ。
一応、形式的にいった方が良さそうですね
俺は、東条 恭輔(トウジョウ キョウスケ)と申します、お見知りおきを」
東条さんとは、一度だけお会いしたことがある。
そこには、スマホを耳にあて、電話をしている生徒がいた。
端整な顔立ちをしていて、スマホを持っている手は、白く美しくもありながら、男性らしい大きな手をしている。
そして、聞こえてくる言葉は、日本語ではなく、英語だった。
彼は、私に気がつくと携帯を切った。
「すいません、仕事の電話が入ったもので」
「相変わらず、お忙しそうですね」
「そうでも、ありませんよ。
一応、形式的にいった方が良さそうですね
俺は、東条 恭輔(トウジョウ キョウスケ)と申します、お見知りおきを」
東条さんとは、一度だけお会いしたことがある。