未来の旦那様~ seven of the prince ~
彼は、机にあるパソコンを閉じた。
「そこに腰かけるといい」
ソファに腰かけた。
「フカフカだ」
「ふふっ」
「何で、笑うんですか?」
「いや、弟と同じ反応をするもんだから、
少し可笑しくて」
「兄弟が居るんですか?」
「あぁ、妹が三人と弟が一人」
さっきまでの雰囲気と違って、
優しくほんわかになった。
「これ、食べるか?」
「クッキーですか?」
「その妹達が作ったものだが」
「頂きます」
甘くて、美味しい。
動物と星とかあって見た目も可愛い。
「それで、旦那候補に聞きたいことは、
あるのか?」
「あぁ、そうでしたね」
聞きたいこと……。
「何故、生徒会長になったんですか?」
「そんなの簡単だ。
未来に役立つと思ったから」
「家族構成とか?」
「父と妹三人、弟一人」
「お母様は?」
「十年も前に亡くなった」
「ごめんなさい」
「いや、気にしない」
「そこに腰かけるといい」
ソファに腰かけた。
「フカフカだ」
「ふふっ」
「何で、笑うんですか?」
「いや、弟と同じ反応をするもんだから、
少し可笑しくて」
「兄弟が居るんですか?」
「あぁ、妹が三人と弟が一人」
さっきまでの雰囲気と違って、
優しくほんわかになった。
「これ、食べるか?」
「クッキーですか?」
「その妹達が作ったものだが」
「頂きます」
甘くて、美味しい。
動物と星とかあって見た目も可愛い。
「それで、旦那候補に聞きたいことは、
あるのか?」
「あぁ、そうでしたね」
聞きたいこと……。
「何故、生徒会長になったんですか?」
「そんなの簡単だ。
未来に役立つと思ったから」
「家族構成とか?」
「父と妹三人、弟一人」
「お母様は?」
「十年も前に亡くなった」
「ごめんなさい」
「いや、気にしない」