未来の旦那様~ seven of the prince ~
二人目の王子様
次の場所へ 移動した。
三年生の教室へ
そこには、制服のネクタイを緩め、腕捲りをして、パソコンに向かって作業をしている男性の姿があった。
その男性は、大きく息を吐き、ブロンドの髪をかきあげる姿に心が高鳴った。
こちらに気がついて目が合うと、彼の目はとても綺麗なブルーの瞳をしていた。
「もう、来てたんだね。
仕事してたものだから、少し乱れていてごめんね、お姫様が来るときにはちゃんとしてるつもりだったのに」
そう言いながら、ネクタイを直した。
「改めて、俺の名前は、
永瀬 潤 (ナガセ ジュン)
学年は三年だ」
男らしいさも持っているけど、
私よりも断然、綺麗な人。
「どうしたの?お姫様?」
「いや、あの……」
思わず、下を向いて、目をそらした。
近くで見るが見るほど、綺麗な人
「もしかして」
顎に彼の人差し指を添えられて、
彼と目が合う様に少しあげられた。
「俺に見とれてくれたのかな?」
息を飲む美しさ
「あ、あの」
「ふふ、可愛いね、お姫様は」
添えられていた手を離された。
そして、彼は椅子をひいた。
「姫、こちらへ、どうぞ」
「ありがとうございます」
私は、呆気に取られるばかりだった。
三年生の教室へ
そこには、制服のネクタイを緩め、腕捲りをして、パソコンに向かって作業をしている男性の姿があった。
その男性は、大きく息を吐き、ブロンドの髪をかきあげる姿に心が高鳴った。
こちらに気がついて目が合うと、彼の目はとても綺麗なブルーの瞳をしていた。
「もう、来てたんだね。
仕事してたものだから、少し乱れていてごめんね、お姫様が来るときにはちゃんとしてるつもりだったのに」
そう言いながら、ネクタイを直した。
「改めて、俺の名前は、
永瀬 潤 (ナガセ ジュン)
学年は三年だ」
男らしいさも持っているけど、
私よりも断然、綺麗な人。
「どうしたの?お姫様?」
「いや、あの……」
思わず、下を向いて、目をそらした。
近くで見るが見るほど、綺麗な人
「もしかして」
顎に彼の人差し指を添えられて、
彼と目が合う様に少しあげられた。
「俺に見とれてくれたのかな?」
息を飲む美しさ
「あ、あの」
「ふふ、可愛いね、お姫様は」
添えられていた手を離された。
そして、彼は椅子をひいた。
「姫、こちらへ、どうぞ」
「ありがとうございます」
私は、呆気に取られるばかりだった。