Bifore☆Afterな彼。



《仁side》



優葉がなんかおかしい!!



さっきから、
『うぅぅ…』


とか言ってる!!



俺の家って
そんなにインパクトあるのか??


てか何が原因だ…??



「優葉?平気か??」



『無理…
ただでさえ家大きくて
緊張してるのに、
お父様とお母様??』



あぁ…そのことか。
見てがっかりすると
思うけど…


そんなこんなで玄関に着いた。



「優葉上がって」


『お、おじゃまします…』



「「「お帰りなさいませ。
仁様。
いらっしゃいませ。」」」


この人お手伝いさん。



「お荷物お持ち致しますわ。」



『いえ…悪いですし…』
なんか優葉も敬語だし!!



そのとき…



「仁~!お帰りなさい!!
あら~彼女さん?
初めまして!
母の【倖那 ユキナ】です!」



来たよ…母さん…



『は、ははははじめまして??
優葉でしゅ…』



噛みすぎだよ!!
てかカワイイ…


「フッ…かわいいわ~!
そんな
緊張しなくていいのよ??
仁…紅茶持っていって
あげるから早くなさい。」



母さんは
俺の格好を見て
まだ俺が話してないって
わかったみたい。



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