恋melody.
「ねぇ、達也…あたし龍介君外で待ってるね」



女の子の方は出て行った。


凄く泣いてた…どうして泣くの?



それから何をしたらいいか分からなかったから窓の外をジッと見てた。



10分ほどたってドアが開いたけど他の人のお見舞いだろうって思って振り向かなかった。



「蜜柑・・・・」


男の人がまた蜜柑って呼んでる…


いったい誰なんだろ?

それにこの声聞き覚えが…



「おい、蜜柑…事故とか何やってんだよ」


その男の人は私の肩に手を乗せてきた。


もしかして…

「え…蜜柑って私の事ですか?」



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