【短編】俺が好きにさせてやるよ~Valentine love♡~
…ていうかさ、
なんであたしちょっと楽しんでるんだろ。
あんな先輩に作らないといけないのに…
雑誌まで……
改めて客観的になってみたら、
あたし、馬鹿みたい。
そんなことを思いながら、
ご飯を食べて部屋に戻った。
するとケータイがタイミングよく鳴り響いた。
「あ、乃々だ」
あたしは乃々からの電話に出た。
「はい?」
『あー知菜都?』
「あたしのケータイだし。」
『あ、そうだよね、
川路先輩から知菜都の連絡先教えて!って
連絡来たんだけど!!何があったの!?』
「はあ?」