【短編】俺が好きにさせてやるよ~Valentine love♡~
【おはよ、チナツちゃん】
先輩だ。
【おはようございます】
と返しかばんに戻した。
そんなこんなで
学校につくと、
一目散にあたしの元へ駆け寄る、乃々。
「先輩と何話したの?」
「え?」
「だって、先輩から連絡来て
嬉しくなった私が恥ずかしいじゃん!!
私に連絡かな?って思ったら、
【チナツちゃん、だっけ?
チナツちゃんの連絡先、
教えて欲しいんだけど】って来たの!」
と先輩からのメールを見せてくれた乃々。
「…あ、そうだ、聞こうとしてたの!
なんで先輩の連絡先知ってるの?」
「勇気出して聞いたら
教えてくれたんだよーっ!!
『いいよ』だってさー!!
ていうか、今更?結構前だよ教えてもらったの!」
…知るわけないし!!
と心の中で突っ込みながら、
「そーなんだ」
と答えた。