キミと私の物語【涙】
それから色々あって、結局私たちは4人でお店に入ることとなった。

お店はファーストフード店。

店内はそれなりに人が集まっていて、私たちは4人で座る席に座った。


「じゃあ入学式当日だし、自己紹介でもする?」


ポテトをくわえながら楓花はそう言う。

そーだな。と言うと佐々木くんが「じゃあ郁斗から」と声をだした。


「相島郁斗【アイジマ イクト】。好きなことはサッカーで、隆介とは小学校からの幼なじみ。よろしくー」


相島くんはそう言ってハンバーガーを食べる。

サッカー部とだからあんなに足の筋肉が凄いんだ…。


「佐々木隆介。好きなことはバスケ。よろしく」


バスケか…かっこいいなぁ。

佐々木くんが言い終わると楓花が口を開いた。


「八谷楓花です!好きなことはテニス。紗菜とは小学校からの幼なじみ」


言い終わると「お前俺の自己紹介パクったろ」と相島くんは言い。

また若干口論になりつつあった。


「ほら、2人とも。自己紹介終わってないからな?」




< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop